私が川門(かわじょう)さんと初めてお会いしたのは2008年
大阪なんばHatchで開催された、石垣島&宮古島のアーティストが一同に集まったイベント「先島フェスティバル2008」のステージ上でした
川門さんのサンシンを見た瞬間、私のメインで使用しているサンシンと同じく、ギター用の黒いナイロン弦が張られてるのに気が付き、物凄く驚きました
実は私のサンシンは、耳障りな位に高音が出てたので、低音を少しでも出したいが為に、ギター用の弦を張ってたのです、しかもカラクイから何から何まで真っ黒にして「ブラックサンシン」って言うサンシンを作るのが、密かに知り合いの中で流行ってたんですよ
なので弦まで黒に出来ないものか?ウクレレには有るけどな〜?ギター弦にはないのか?って感じで、楽器屋さんにだだこね無理言って探し出した弦だった経緯があったのです
なので同じ事してる人が居るのを見て、非常にビックリしたんですよ
さて!肝心のステージを見ての正直な感想は「もうオレ…サンシンを辞めたい」って思ってしまいました(汗)
私のサンシンと同じ使用なはず(見た目は)でも音色が全く違い凄く心地好いのです
しかも私もサンシン奏者のはしくれです、多くの方のサンシンを見て来たつもりでしたが、川門さんのサンシンの音色や奏法は、その誰の物とも全く違うのですよ
その時は「芭蕉布」っていう沖縄ポップスのスタンダードな曲を弾いてたのですが、バックバンドもオケも無しに、なぜサンシン一本だげであのグルーヴ感が出せるのか?訳が分からない状態でした
もう沖縄の音楽じゃなく、ワールドワイドなブルースにしか聞こえなくなって来まして…
私の中のサンシンの伝統楽器としての限界が消え、サンシンのもつ可能性が恐ろしく大きくなった瞬間でした
私の常識が根底からひっくり返えった訳で、そのステージを見た瞬間から「川門正彦」さんは私の憧れの人で有り、私の中でサンシンの神様になったのです
恐ろしくインパクトの有る奏法なので、これだけは見た人しか分からないと思う、なぜならCDで聞いたとして、数人で演奏してる様にしか聞こえないはずなんです
YouTubeからちょいと
http://m.youtube.com/watch?desktop_uri=http%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DLXGt8bit_P8&v=LXGt8bit_P8&gl=JP
もちろん見てもらった様に早弾きもしますし、見た事も無い程の超高速&アクロバットロック奏法なんですが、無駄な音を全く入れず、一音一音に魂を込めた超スロ〜&グルーヴィーな奏法(実はこれが一番難しいんです)
引出しがどれだけ有るのか分からない川門さん
今年は「美ぎ島ミュージックコンベンション」にも出演、ブルースハープの神様の「八木のぶお」さんとステージを盛り上げてましたね
しっかし
長々と説明しても、どう説明して良いのかが全く分からない程に、見ないとその凄さは絶対に分からないと思うんです
お願い、本人のステージを見て欲しい!
7月9日(土曜日)
宮古島に来るんです、そしてステージで唄うんですよ
「川門正彦ライブ」
2011年7月9日
午後8:00オープン
午後8:30スタート
料金:¥2000(1ドリンク付)
場所:ロードハウス雅歌小屋ガカゴヤ
TEL 0980‐73‐1589
オープニングは、わたし重ちゃん&NORIがやらせて頂く事になりました!
FM宮古さんでも9日に午後2:30より、マンゴー祭り会場より生番組に出演予定
午後5時からの私の番組「サターパンビン」でも川門さん特集って事で曲を流します
でもやはり本物見るしかないでしょ〜遊びに来て下さいね♪