重ちゃん

2012年06月09日 05:51



私が宮古島へ戻り、しばらくサラリーマンしてた時期がありました

そこで一生懸命に働く、物凄く仕事に真面目なバイトの高校生が居たのです

実は昔から彼の両親とも仲良くさせて頂いてまして、お母さんは友人の叔母で、やんちゃな少年時代いつも友人共々、叱られてばかりで怖い存在だった人

親父さんは宮古民謡会の重鎮でもありますが

仲間寛安さん
(宮古民謡協会理事)
の息子さんなんです

彼は高校を卒業し、島を離れて沖縄本島に居たのですが、5年ぶりにUターンするって事になり、一昨日に島に帰って来ました

って事で、まだ私が三線を弾いてるのを見た事の無いと話す彼を、自宅から強制的に拉致

私が毎週金曜に出演するガカゴヤ金曜ロードショーのステージを見せる事にしたのです


その道すがら車の中で、沖縄本島で料理人をしてたはずの彼に

「何処で働いてたの?」

と挨拶ていどの軽い質問をしたのですが、帰って来た答えにビックリ

「りんけんさんの所」

そうです!
あの「りんけんバンド」のりんけんさんです

鳥肌が立ちました…


さらに話は続きまして

彼から質問が

「オレがそこに入る以前に宮古島の出身で、働いてた料理人が居て○○さんって言うらしいけど知ってる?」って聞かれたのですが

私はその人を知ってます、しかしその二人は全く面識は無いはず

でっ!その人って言うのは私の弟なんですよ(^_^;)

兄弟そろって公私共に物凄くお世話になってた「りんけんさん」の名前が出て来て
今の今まで彼がそこで働いてたのを、私は全く知らなかった訳で

しかも物凄い事実を私は知ってるんです

私の弟はホテルの元料理長だった彼の親父さん「仲間寛安さん」に影響されて料理人になる事を決め
様々な場所で修業し(りんけんさんの所でもお世話になり)
様々な人のご縁で最近、横浜の青葉区に「おばぁ家」って小さな沖縄料理の店をオープンしたのですよ

私が鳥肌が立つのも分かりますよね(^_^;)


彼も親父さんに影響され料理人の道を歩んで居ます、人の「縁」って本当にあるんですね


さてさて話はぶっ飛びますが、私のライブも終わりカウンターで雑談中に
彼も音楽が好きで、最近ベースを練習してるって事が発覚
ならば一緒にやってみようって事で、金曜ロードショーで一緒にやってるバンド「エミリ」のギターボーカルのエイトク君が、彼をステージにエスコート

何と初来店のガカゴヤで、初ステージをする事になったんですよ
本人は震えてたと話してましたが
堂々としたステージで、最後にはベース弾きながら歌ってました(^_^;)

カエルの子はカエルだ

流石は仲間さんの息子さんですm(_ _)m

彼の夢は宮古島で自分の店を持つこと、それに親父さんの後を追いかける様に、宮古民謡で三線の師範の免状を取る事

何年かかっても必ず取ると話してました

将来有望な素敵な若者が島に帰って来ましたよ

「すぃんご〜」全力で応援するから一緒に頑張ろな!

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